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【スマホ副業】アフィリエイト(インターネット系)って実際どのくらい稼げるの?仕組みを解説-”B”李のスマホ副業詐欺暴露チャンネル

【スマホ副業】アフィリエイト(インターネット系)って実際どのくらい稼げるの?仕組みを解説

副業ブームの近年、インターネット系のアフィリエイトで報酬を得たいという人が急増している。だが、アフィリエイトの仕組み、実際どのくらい稼げるのかは、なかなか不透明だという人も多いのではないだろうか?

そこでこの記事では、アフィリエイト(インターネット系)の特徴や仕組み、本当に稼げるのか解説していく。これからアフィリエイトをやってみたい人は、ぜひこちらの記事をご覧いただきたい。

アフィリエイト詐欺被害

この記事を読む前に、注意喚起したい事例があるので、先にお伝えしたい。近頃、「動画視聴だけでアフィリエイト報酬が得られる」などと謳う副業詐欺が横行している。被害事例も多く、「動画視聴だけで稼げる」というのは被害者を引き寄せるための建前でしかなく、「高額なサポートプランの電話勧誘」を真の目的としている会社もある。

例えば、「動画を再生して稼げる即報酬GET」と謳うスマホ副業商材「System(システム)」を販売している事業者等「株式会社ベスト」がある。簡単な作業で即日10万円の報酬が発生するなどと勧誘しているが、実際の副業の中身は「アフィリエイト」。

System(システム)では「スタートアップセット(スタートアップガイド、適正診断ナビ、電話オペレーション)」の購入を勧められる。スタートアップガイドには、「動画を見るだけで稼げる副業」方法などがほんの少し紹介されているのみで、大半は自分でも調べられる程度のアフィリエイトのやり方が説明されているだけだ。スマホ副業の口コミではSystem(システム)で稼げたという情報は現在のところ一切ないため、逆に購入金額分損をすることになる。この事業者株式会社ベストの主な勧誘方法は、副業紹介サイトやInstagramなどのSNSでの紹介によるものが多い。

先に言うと、アフィリエイトは簡単に何十万も稼げるような、都合の良い世界ではない。副業紹介サイトやSNSで副業情報を探す際、もしくは宣伝が流れてきた際は、そのような悪質な副業詐欺会社に引っ掛からないよう、甘い言葉には十分に気を付けていただきたい。

アフィリエイト(インターネット系)とは?

では改めて、そもそもアフィリエイトとは一体どういったものなのか。こちらではアフィリエイト広告や、それと似たクリック型広告との違いについても解説していく。

アフィリエイト=成功報酬型

アフィリエイトとは「成功報酬型広告」を使ったサイトの仕組みである。ブログやWebサイトなどで企業の商品やサービスを紹介し、読者がそのリンクをクリックし、その商品やサービスを購入・入会などしたら、報酬が発生する

例えば、検索エンジンで「副業 おすすめ」などと入力し、あるサイトの記事を読む。そして記事内にあるリンクから商品を購入したとする。そのリンクがアフィリエイト広告になっていた場合、リンクから商品が購入されると、サイト運営者に購入額の数%の報酬が発生するようになっている。

クリックされただけでは収入にはならないが、一件当たりの報酬額は高く、多くのアフィリエイトサイトが成功報酬型広告を主な収入源にしている。

クリック広告=クリック報酬型

クリック報酬型とは、ブログやWebサイトを訪問したユーザーがWeb広告をクリックすることで収益が発生する仕組みである。こちらもアフィリエイトの一つとして呼ばれることもあるが、ここではまた違う仕組みとして紹介する。

アフィリエイトは広告がクリックされても、商品やサービスの購入や入会がないと収益にならないのに対し、クリック報酬型は広告がクリックやタップされた時点で収益となり、その後については問われない点が大きな違いだ。クリック報酬型は成果条件のハードルがアフィリエイトよりも低く、収益を得やすいWeb広告の仕組みとして人気がある。その一方で、導入時の審査が厳しく、収益を大きく伸ばすのも難しい点もあり、実は難易度はアフィリエイトよりも高くなっている。

その他の違いとしては、アフィリエイトは、掲載する広告の種類をサイト運営者が決められるのに対し、クリック報酬型の広告では、掲載した広告枠に自動的に掲載される。この掲載方式の違いから、アフィリエイト広告とクリック報酬型広告では、サイト運営方針や戦略も大きく変える必要がある。

アフィリエイト(成功報酬型)とクリック報酬型の違い

アフィリエイト(成功報酬型) クリック報酬型
媒体(メディア) ブログ、Webサイトなど ブログ、Webサイトなど
収益の発生条件 運営者が媒体で紹介したアフィリエイトリンクを読者がクリックし、その商品やサービスを購入 媒体に掲載された広告を読者がクリック
成果条件のハードル 高い 低い
一件あたりの報酬額 高い 低い
導入時の審査基準 低い 高い
広告の種類 サイト運営者自身が自由に決められる ユーザーのブラウザに保存されているCookieを元にしたシステム、あるいは掲載されるページの記事内容から決められる

アフィリエイト(インターネット系)の流れ

前項でも解説した通り、アフィリエイトはブログやサイトの運営者(=アフィリエイター)が企業(=広告主)の商品やサービスを紹介して、読者がアフィリエイトリンクをクリックし、そこから購入や入会などに至ったら、ASP(=アフィリエイトサービスプロバイダ)を仲介して報酬が発生する仕組みになっている。ASPは広告主(=Web広告を出して自社商品・サービスを売りたい企業)と、ブロガー(=企業の商品・サービスを売ってくれる人)を繋ぐいでくれるアフィリエイト広告サイトである。更に詳しくアフィリエイトの流れを解説する。

  1. 広告主A社がASPに依頼
  2. ASPが自社サイト内で、A社の広告案件を掲載
  3. サイト運営者のブロガーがASPのサイトで広告案件を探す
  4. サイト運営者のブロガーがA社のサービスを見つけて、ブログで紹介する
  5. 読者がブログを訪れて記事を読む
  6. 読者がブログの広告をクリックし、広告商品を購入・入会する
  7. サイト運営者のブロガーにASPから報酬が入る

人気のASP

ASPには様々な会社が多数存在する。その中でも特に有名で人気なサイトを4つ紹介する

A8.net

定番のアフィリエイト広告サイト。アフィリエイト満足度ランキングで13年連続利用者満足度No.1を獲得。(アフィリエイトマーケティング協会アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023年(2023年5~6月実施))広告主数・メディア数共に日本最大級。サービス開始から23年の実績があり、まず登録するアフィリエイターも多く初心者から上級者にも人気。

もしもアフィリエイト

通常の報酬額に加えて、ASPからのボーナス報酬として+12%増額された状態で振り込まれる業界初のW報酬制度が人気のアフィリエイト広告サイト。成果の出やすい広告を厳選し、初心者に簡単・便利なツールを提供、教育サービスも充実しているので安心して始められる。

afb(アフィb)

国内2位のアフィリエイト広告サイト。初心者でも稼げる仕組みがたくさんあり、「まーくんのアフィリエイト学校」という特設ページでは、アフィリエイトの様々なノウハウを学ぶ事ができる。自分で発行したアフィリエイトリンクで商品・サービスを購入する自己利用でも報酬がもらえる「セルフB」や、アフィリエイトに役立つイラスト素材のダウンロードや記事の売買ができる「afbひろば」、LINEと連携し作業効率をUPできるなどサービスが手厚い。

バリューコマース

日本で最初にサービスを開始した日本最大級の大手のアフィリエイト広告サイト。Yahoo!ショッピング、楽天市場、Amazonなど有名「広告主」が充実し、食べログなど独占案件も多数ある。商品詳細ページへ直接誘導できる便利な機能「MyLink(マイリンク)」、直接リンクをアフィリエイトリンクに自動変換できる「LinkSwitch(リンクスイッチ)」などの便利な機能も充実している。

アフィリエイト(インターネット系)はどのくらい稼げるのか

2024年5月25日追記

アフィリエイト市場調査2023の調査結果が発表された。調査は2023年11月24日(金)~11月27日(月)にかけて、アフィリエイトサイト運営者(※アフィリエイター、ブロガー、法人メディア運営者等)1,000名を対象に実施したアフィリエイト・プログラムに関する市場調査である。

月収0円から3万円未満が90.6%であることから、良い稼ぎになる副業とは言えない現実だ。

(引用元:日本アフィリエイト協会)

ブログやWebサイトなどで紹介した商品やサービスのリンクを読者がクリックし、購入や入会などに至れば報酬が発生するアフィリエイトだが、実際にどのくらい稼げるのかが一番気になるところだろう。

2022年には、日本アフィリエイト協議会(JAO)によるアフィリエイト・プログラムに関する市場調査「アフィリエイト市場調査2022」が実施された。調査対象は、アフィリエイトサイト運営者(アフィリエイター、ブロガー、法人メディア運営者等)1,000名。その調査結果をランキングにしてみた。

収入額 割合
1位 収入はない 40.1%
2位 1,000円未満 30.9%
3位 1,000円~5,000円未満 10.0%
4位 5,000円~1万円未満 4.6%
5位 1万円~3万円未満 4.7%
6位 3万円~10万円未満 3.9%
7位 10万円~30万円未満 2.0%
8位 30万円~50万円未満 1.7%
9位 100万円以上 1.1%
10位 50万円~100万円未満 1.0%

※10万円以上のグループには月100万円以上のアフィリエイト収入がある個人・法人も含む。

1位が「収入はない」という残念な結果で、8割が5000円未満という金額だった。ただ、1万円以上のアフィリエイト収益を得ている運営者は全体の14.4%で、過去最高の結果となった。また、月3万円以上の収入があるとの回答者も全体の9.7%で、この結果も過去最高を更新した。記録更新が続いているのを鑑みると、この先も期待が持てそうだ。

アフィリエイト経験年数は、10年以上が39%と一番多く、回答者の半数以上がアフィリエイト歴5年以上という結果だった。

(引用元:日本アフィリエイト協会

つまり、多くの人が5~10年ほどはかかるものの、アフィリエイトは上手く活用すれば大体月1,000~5,000円ほどは稼げ、頑張り次第では月1万~3万円、もっと努力すればそれ以上稼ぐのも夢ではないということがわかる。すぐに結果が出なくても諦めず、じっくり長いスパンで稼ぐ工夫をし続けることが重要である。

まとめ

アフィリエイトはサイト運営者が広告主の商品やサービスを紹介し、読者がサイト内広告をクリックし購入や入会などに至れば、ASPを介して収益が発生する広告収入の方法である。クリック型報酬よりも成果条件のハードルは高いが、その分報酬額は高く、導入時の審査基準も低い。

広告も自由に決められ、時間はかかる場合が多いが、努力次第で多額を稼げる収入方法ではある。ただし、簡単に何十万も稼げるなどと謳ったアフィリエイト詐欺も横行しているので、甘い言葉の勧誘には十分に気を付け、慎重になることをおすすめする。

このご時世、何でバズるかわからない。アフィリエイトの導入を考えている1人でも多くの方が大成することを願う。

合掌 ”B”李 拝