本日は【合同会社業(わざ)】が販売する【Work to Tool】についての情報を入手したため検証させてもらった。
スマホ副業詐欺の可能性大
特に、今後購入を検討している、または購入したという方は是非参考にしてほしい。
Work to Toolについて
「令和の新副業」と銘打ち、「0円ではじめられる」などと大々的に掲げている合同会社業の「Work to Tool」。「最短即日報酬確定」だの「初心者でも安心」だの耳障りの良いワードばかり並んでいるが…。
「Work to Tool」の中身はFXの自動売買ツールである。
プロのトレーダー数名が常に監視しているらしく、毎日安定して利益を出せる上に他の自動売買ツールに比べると大きな損失は出にくいらしいが、本当にそんなツールが存在するのか?
具体的に何をするのか?
まずは、マニュアルという名目で18,800円の教材用電子書籍を購入する必要があるようだ。
その後、仕事の案内として電話の予約をさせられ、電話の際にツール付のサポートプランの紹介と説明がされる。
「空いた時間でアプリを開くだけでいい」や「月々多い人で100万稼いでいる」などと言って、電話中にプランの決済をさせるようだ。
恐らく、電話対応時にお金がない場合にはその場で借り入れさせられる可能性が高い。
その後は、ツールを稼働させるために自身でFX専用のVPS(仮想専用サーバー)を取得し、VPS内でツールの接続を行わなければならない。さらに、証券口座(XM口座)の開設、予入残高および日々の取引履歴を閲覧できるアプリ(MT5)を設置し、開設した口座へ入金してその口座を有効化することで初めて取引が可能となるそうだ。
この自動売買ツールを用いて取引すれば、安定した利益を毎日出せるとのことだったが、果たして本当に利益は出るのだろうか?
外国為替証拠金取引(FX)は、日本円と米ドルなど2つの国の通貨の為替相場を予測して売買を行う金融商品である。たとえば、1ドル100円のときに、まだ上がると予測して100万円分買いの注文を入れて、1ドル120円のときに売ればその為替差益が儲けになる、というわけだ。
FXの取引に必要な資金は証拠金といわれ、総取引金額の4%があれば取引できる。つまり100万円の取引がしたい場合は4万円を用意すれば事足りるということだ。これをレバレッジといい、この仕組みはFX取引の最大の特徴といえる。少額から取引を始められ資金効率は良いものの、証拠金以上の損失が生じるリスクもまた大きい。
勧誘方法・広告掲載場所
情報提供によると、副業紹介サイトなどでランキング高順位で紹介されていたり、安全という口コミを目にしたために信用してしまったとのことだ。
実際に「Work to Tool」で検索してみると、絶賛し、おすすめしているブログがいくつかヒットした。
タイトルは「Work to Toolを検証してみた」などで、レビューのような書き方をしたうえでベタ褒めしているため、騙されてしまう人もいるかもしれない。
また、副業サイトからLINE登録すると、「くるみまま」「ゆうり」「裕子」といった人物らと繋がり、最終的に「Work to Tool」のカスタマーサポートへと誘導されたという声もある。
いずれもおそらく、アフィリエイターか自作自演だろう。
価格・支払い方法
商品内容:教材用電子書籍・【最新版】副業用システム
初期費用:18,800円 (※期間限定らしく値段の変動の可能性あり)
決済方法は、クレジットカード決済と銀行振込のようで、クレジットカード決済の代行会社はGMOペイメントゲートウェイのようだ。
特定商取引法に基づく表記
販売会社 | 合同会社業 |
運営責任者 | KIKUMA HIROYUKI |
所在地 | 東京都中央区日本橋兜町17-1-706 |
電話番号 | 03-6403-9425 |
メールアドレス | [email protected] |
受付時間 | 10:00-19:00(平日のみ) |
お支払い方法 | クレジットカード決済、銀行振込 |
販売価格 | 弊社販売ページをご参照ください。 |
商品引渡し | 代金決済完了後、最大3営業日以内に当社よりお送りする電話メール内URLよりダウンロード |
著作権について | 当社のサイト及び情報すべてにおいて、著作権、商標権、その他、知的財産権で保護対象となっております。
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表現及び商品に関する注意書き | 本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保障したものではございません。いかなる場合においても返金規定以外の購入後の返品、返金は受け付けません。尚、購入後、利用サイトの仕様変更や規約変更、情熱的なものの変化により実践が困難になる場合には、最新版のマニュアルを用意しますが、その際には、お時間をいただく場合がございます。その点は予めご了承下さい。あくまでも本商品は制作した時点での作者の見解による著作物です。常に販売している以上、管理は継続しますが、予期せぬ場合は販売者は、購入者に対して最善の仕様変更などを行うものとします。また実践に関する過失や損害などは、一切販売者、または販売会社も責任を負うものではなく購入者はいかなる権利も行使しないものとして購入してください。販売商品はより再現性を高めたものに仕上げましたが忠実に実施することが必須条件となります。ここに記載された内容を確認して承諾し、ご自身の判断で活用するものとします。購入された時点で上記の内容全てに同意したものと見なします。 |
返金・クーリングオフについて | 当該商品は、情報、デジタルコンテンツという性質上、データの破損を利用した場合を除く、返品及び返金をお受けできませんので、ご注文前に商品内容やご利用環境をご十分にご確認の上、お申し込みください。
【推奨OS】 Windows 7/8.1 / 10 MacOSX 10.9 以上 |
未成年者の利用禁止 | 18歳未満(高校生含む)の利用不可 |
合同会社業について
合同会社業について調べたが、会社HPは見つけることができなかった。しかし法人登記は確認できた。

驚いたことに、令和4年の1年間に4度も社名や所在地を変更していることがわかった。
さらに、前身である合同会社ワークについて調べてみると、かなり悪評が目立った。どうやら、合同会社業になる前から「Work to Tool」の運営を行っていたようだ。ネガティブな口コミや注意喚起が増えたために社名を変更したのではないかと考えられる。
所在地
特商法の住所では「東京都中央区日本橋兜町17番1号日本橋ロイヤルプラザ706」と記載されていたが、法人登録されている最新の住所は「神奈川県川崎市宮前区宮崎3丁目10番地8フラワーリー宮崎台305」であったため、そちらの住所を調べてみた。
フラワーリーという5階建てのマンション内に会社を構えているようだが、見た限りでは内部にレンタルオフィスのような要素もなさそうだ。
KIKUMA HIROYUKI(菊間浩之)について
合同会社業の前身である合同会社ワークについて調べていたところ、当時の運営責任者として「菊間浩之」という名前が出てきた。
KIKUMA HIROYUKI=菊間浩之、とみて間違いないだろう。
未確定ではあるが、「Work to Tool」の他に「ペコラク」、「ペコレレ」、「ペコユメ」といった類似した名称の商材を販売していたという情報もあるようだ。総じてネガティブな評判であり、あまりいい商材ではないようだ。
また、これらの商材を勧めているブログも散見されたが、やはり、「Work to Tool」に関するものと同様、信憑性に欠けるものであった。
菊間浩之の人物像については、調べた限り情報が出てこなかった。
Work to Toolを購入後はどうなる?
Work to Toolによって稼げたという人は、少なくとも情報提供者の中にはいなかった。
また、情報提供によると、解約したい・辞めたいなどと連絡した場合、ほんのわずかな額の返金とともに、解約同意書(合意書)を取り交わすことを求められた人もいるようだ。その中には、清算条項が盛り込まれていて、サインしてしまうとそれ以上の返金請求が難しくなってしまう場合がある。最近よくある悪質な手口なので、注意してほしい。
合意・示談の際に、後日蒸し返して慰謝料や損害賠償を請求されたりすることを防ぐため、取り決めた以外の債権・債務がないということを確認するためのもの。
例)甲および乙は、本合意書に定めるもののほか、互いに何らの債権債務がないことを確認する。
”B”李的意見
今回は【合同会社業】が運営している、【Work to Tool】について取り上げた。調査した結果、稼げるとは程遠い商材である可能性が高い。
他の自動売買ツールとは異なる魅力として、「プロのトレーダー数名が常に監視している」「とにかく勝率にこだわり確実に利益を積み上げている」などと謳い売っているようだが、いずれも具体的な根拠が明示されておらず、いまいち信憑性に欠けている。
どれだけ儲かりそうであっても、しっかりとしたデータや根拠が明示されていない場合は、鵜呑みにするべきではない。
また、LPを見ても、実際に何をして稼ぐのかといった点が具体的に記載されておらず、マニュアルを購入して初めてFXであると内容が明かされている。このように、内容が不明瞭でビジネスモデルなども具体的に説明がない副業は手を出さないほうが身のためだ。
それだけでなく、少額なマニュアルを購入させ、その後の強引な電話勧誘によって高額プランを契約させるというやり口は、悪質商材の販売においては常套手段なので注意が必要だ。
消費者庁でも同様の手口に注意喚起を出している。
…
投資自体は悪ではないが、自分で勉強して市場などを分析する力を身につけなければ、儲けることは絶対にできないだろう。自動売買ツールを楽して稼げる夢のツールだと勘違いしている人は、そもそも投資に向いていないかもしれない。
投資によって利益を得ていきたいなら、これらの理解を深めずに安易に手を出すのは危険である。自分の身を守るためにも、よく知識をつけてから始めるのがいいだろう。
”B”李に対して情報提供をするには?
悪質な詐欺業者の情報提供は、LINEかTwitterDMまで連絡を。
被害者になってしまったら
合同会社業の「Work to Tool」に申し込みをした、契約代金を一部でも支払いしてしまったという方はこちらの記事を是非参照してほしい。
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特に最近では、契約の際に無理やり借り入れまでさせることがあるらしい。
「ANYDESK(エニーデスク)」というPCを遠隔操作できるアプリを使い、一度に複数の消費者金融へ借り入れの申し込みをさせ、かき集めた100~300万円を業者が詐取する手口が流行っているそうだ。
これらの方法で支払いしてしまったという方がいたら、今すぐに詐欺暴露チャンネルがお勧めする専門家への相談をしてくれ。被害に遭ってから相談するまでの時間が早ければ早いほど、何とかなる可能性が高い。
合掌 “B”李 拝