今回は【アドネット合同会社】が運営している、【システマティックアフィリエイト】の副業系商材について検証させてもらう。
特に、今後購入を検討している、またはサービスを利用・購入したという方は是非参考にしてほしい。
システマティックアフィリエイトについて
完全オリジナルのシステマティックアフィリエイトで「あなたがパソコン画面を眺めてるだけで毎月50万円以上が売り上がり続ける」「作業0分状態で毎月50万円を稼ぐ」などと謳い、何をして稼ぐのかはわからないが毎月高額収入が簡単に見込めそうだ。
具体的に何をするのか？
完全自動化アフィリエイトで稼ぐようだが、やる事はPPC＝ペイパークリックでコピペ記事を最初に作るだけとのこと。それで月200万以上が自動的に稼げると断言しているから驚きだ。その上100％の再現性を出しているビジネススキームだそうだ。
LPサイトの動画内で加藤は以下のように伝えている。
- 1番上位表示＝アクセス取れる＝収益化しやすい
- 1アクセス10円程度
- 記事は何でもよい、適当な記事でよい
- 画像と記事をコピペして自分の記事にしてしまう。毎日作業する必要なし。
勧誘方法や広告掲載場所
加藤敦士は、YouTube・X（旧Twitter）・Facebook・TikTokなどいろんなSNSを駆使して勧誘している。
LPサイトの動画では、短期間で高額収入を得たとされる自身の教え子の実績を公開したり、自称300万円以上の価値がある特別個人レクチャーを期間限定で特別価格1,000円で売っている。
レクチャー購入後はLINEとZOOMでやり取りし、100万円のコースなど高額なレクチャーの申し込みを迫られるのだ。
価格・支払い方法
現在の購入画面の商品名はPPCマンツーマンコンサルになっている。PPCマンツーマンコンサルはクレジットカード決済のみ。
商品名：PPCマンツーマンコンサル（DL：ダウンロード版）
商品価格：1,000円
PPCオンライン講座の過去記事はこちら
今回は【アドネット合同会社】が運営している、【PPCオンライン講座】の副業系商材について情報を入手したため検証させてもらう。 結論 スマホ副業詐欺の可能性大 特に、今後購入を検討している、またはサービスを利用・購入したという方は是非参考[…]
広告塔：加藤敦士について
加藤 敦士 30歳 （埼玉県出身 東京育ち）■経歴
貧しい家庭→2浪して理系大学→美容系のベンチャー企業→うつ病に→人生をさまよう（派遣など）→ネットビジネス始める→稼げない日々→メンター（師匠）との出会い→会社経営■ビジネス歴
アフィリエイト、ブログ、SNS運用、FX、仮想通貨たった1ヶ月で100万
現在は月200万以上を安定的に稼いでいる
LPサイトの動画でこの様に自己紹介しているが、裏付けが取れるものは何もない。
システマティックアフィリエイトを申し込み後はどうなる？
現在の購入画面はPPCマンツーマンコンサル（PPCオンライン講座）になっているが、加藤氏に言われた通り、ほったらかしで月50万円以上簡単に稼げたという情報は今のところ一切寄せられていない。
似たような悪質副業の事例はこちら
株式会社評判のログイン
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”B”李的意見
既にお気づきの方もいらっしゃるだろう、「ネットで見つけた記事をコピペする」と言っているが、思いっきり著作権を侵害している。似たようなコピペ案件を消費者庁が利用しないよう注意喚起している。
（引用元：消費者庁）また、加藤は以下のような誘い文句で勧誘している。
- マンツーマンで指導するので必ず稼げる
- 私（加藤）がいるので絶対収益でる
- やっていくと月30～50万稼げる
- ほったらかしで稼げる
これ自体が既にアウトなのだ。
将来不確実な事項について、月30万～50万円稼げると言って勧誘を行っているが、これは、断定的判断の提供に該当する。また、生徒の実績に関しても実際の数字より異なることを伝えていれば不実告知行為（契約の重要事項について事実と違う説明をすること）にも該当することがある。
よって、消費者契約法第4条1項１号及び同法同項2号に違反している可能性が高いと言える。
第四条
消費者は、事業者が消費者契約の締結について勧誘をするに際し、当該消費者に対して次の各号に掲げる行為をしたことにより当該各号に定める誤認をし、それによって当該消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示をしたときは、これを取り消すことができる。一 重要事項について事実と異なることを告げること。当該告げられた内容が事実であるとの誤認
二 物品、権利、役務その他の当該消費者契約の目的となるものに関し、将来におけるその価額、将来において当該消費者が受け取るべき金額その他の将来における変動が不確実な事項につき断定的判断を提供すること。当該提供された断定的判断の内容が確実であるとの誤認（消費者契約法 第4条1項１号・第4条1項2号）
“B”李に対して情報提供をするには？
悪質な詐欺業者の情報提供は、LINEかX（旧Twitter）DMまで連絡を。
被害者になってしまったら
加藤敦士のシステマティックアフィリエイトに申し込みをした、契約代金を一部でも支払ってしまったという方はこちらの記事を参照し、まずは証拠集めをして欲しい。
【詐欺返金】３つ証拠が必要 少しでも「怪しい」、「詐欺ではないか？」と感じたら、できる限り証拠を残しておくことをお勧めする。 初めてのことで混乱も多いと思うが、これができるかどうかで詐欺の返金交渉の結果が大幅に変わってくる。 大概の人[…]
そして今すぐに詐欺暴露チャンネルがお勧めする専門家へ相談をしてくれ。被害に遭ってから相談するまでの時間が早ければ早いほど、何とかなる可能性が高い。
悪質業者だと、クーリング・オフ妨害もある。あからさまな妨害ではなく、「まだ始めたばかりだし、もう少し続けてみたら？」などと説得されクーリング・オフ期限を過ぎてしまうのだ。
専門家の代理人を介することで、名前・年齢・仕事・家族構成・住所・電話番号など、詐欺業者に伝えてしまった個人情報が悪用されるのを防ぐことも重要だ。一度でも詐欺にひっかかってしまったら被害者の情報はカモリストとして詐欺集団間で共有されているのは周知の事実だ。
1人でも多くの人が被害金を回収できるよう切に願う。
合掌 ”B”李 拝
